明日は我が身。雪崩について少し考えてみる

こんばんは。セザキです

 

昨今のニュースで、山スキーの雪崩事故や登山中の雪崩事故のニュースをよく聞く。

僕も山登りを始めて、ここ1〜2年は冬山登山をやるようになった

スノーボードも、ゲレンデ内のより自然の地形を利用し、未圧雪のオフピステを

狙うようになった。

そんな最中、雪崩の事故はスルーすることのできないニュースだ

 

まず雪崩について簡単に調べてみた

雪崩のおこる原因として、

雪が大量に降った後に、表面が雪崩れる表層雪崩

それと、降雪して堆積した雪が全て滑り落ちる、全層雪崩があるようだ

厳冬期に雪崩れる傾向として、大量に降った後の表層雪崩が多いのではないか

全層雪崩は、雪の融解や降雨のあとに地面の土の部分と雪の部分の摩擦が弱くなって

降雪した部分が全て滑る。春先などに多いのではないかと考えました。

 

雪崩が起きやすい斜面では、35度から45度の斜面で発生することが多い

さらに、樹林帯のなかで、一部だけ木が生えていない部分がある場合は

頻繁に雪崩が起きている可能性があるようですね。

 

もし雪崩にあってしまった時には生存率は約半分の50パーセント

雪崩に埋もれてしまった場合は、15分以内に救助されれば生存率は約90%

30分の経過で30%程度まで生存率が下がり

2時間後には生存率がほぼ0%という統計でした

 

もし救助がすぐに駆けつけたとして、雪崩対策に比較的早い行動がとれる国でも

ヘリが駆けつけるまで45分かかって、それから捜索と救助をしたら1時間くらい

簡単にかかってしまうということですね。ということは、雪崩に埋もれた時点で

助かれる可能性は、低い

 

そうなると、現場に居合わせている仲間が、もしう運良く雪崩にあって

回避することができれば、雪崩に埋もれた要救助者を助けることができる

大きな存在です。そこで、救助をするためには、ビーコンという捜索に使う電子機器を

持っていたり、ショベルや、プロープという長い棒を刺して探したり

道具がなければ、なだれた斜面のなかから捜索するのは難しい

 

僕は、雪山にいったけど、こういった道具の準備はなにもしていない。

きっと、雪崩にあったら死んでしまうのだろうか。

 

雪崩に遭わないために、何ができるのだろうかと考えたら

もう雪山には行けなくなってしまいそうだ。

 

ただ、だいぶ前から雪崩れた時に使うエアバックというのも存在している。

雪崩にあった時、窒息によって亡くなる方がほとんどらしく

エアバックを使うことによって、埋没を防ぐことができれば

生還率はあがりそうです。ただし、値段が8万〜10万くらいとかなり高い金額です。

しかし、命には変えられないでしょう。

 

今後、多くのメーカーが開発して販売競争ができれば

山岳用に低価格で作れる日も近いかもしれません。

僕も雪崩に関しては、無知に等しい。雪崩にあったら泳げとか、荷物捨てるとか

実際に雪崩にあったらパニックになって、、、とか考えたらきりがないですが

雪山に入ったら、雪崩れる可能性があることを頭に入れて、雪崩対策の予備知識を

勉強したり。一つ一つの積み重ねが、山では役にたつと思いました。

 

山で死なないように、僕らは知識や装備を揃えて生還率をあげるしかありません

雪崩について、少し勉強しなければと思う昨今のニュースでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です