こんばんは〜
夕ご飯の時にテレビがついていて、番組のCMでこんなキャッチフレーズを耳にした。
「人生で大切なことは◯◯から学んだ」
みなさん、人生で大事なことを何かから学んだことはありますか?
ぼくも、そんなことを考えて一つ思い浮かびました
あれは、音楽の専門学校を卒業してバンド活動を続けてうまくいかなくって解散した時にふと我に返った。その時に、ぼくには、何もないことに気がついた
高校で音楽をするまで、なにもやることがなくただ授業をだらだらと聞いて終わる日々
陸上の競技大会で偶然のレーンに並んだギターの友人が、音楽やろうぜって誘ってくれて、それからぼくの日々は輝きだした。専門も音楽の道へ進もうと進学して音楽を学びながらバンドを続けた。卒業後は、音楽の仕事には就職せずにバンドに力を入れるも、うまくゆかず解散してしまった。
ぼくにはもう音楽をやりたいと思わなくなってしまったんだ
ぼくには、なにも残っていない。
しばらく何にもやる気が出なかったけど
アルバイトだけは淡々とこなしていた。やっているバイトにも飽きて、転々とバイトをしていた時期に応募したカフェのバイトの面接だ
茅ヶ崎の有名なカフェで老舗だったけど、今はなくなってしまった
そのカフェで受けた面接で、面接をしていただいた女性(多分40〜50代の方)ぼくは身辺を色々と聞かれた。なんだか不思議と聞き上手で、どんどんはなしてしまった
ぼくはきっとその時に聞いて欲しかったんだと思う。
ぼくにはなにもないんですって。
でも、そんなことを言わずにも、面接官の女性はぼくにこういった
君には、芯がない。情熱が足りない
それを言われた時、ぼくはまさにその通りだと思ったけど、悔しかった。
こうしよう!っていう自分の芯がないから、うまくいかない
そして、芯がないから情熱湧いてこない
その面接を終えて、ぼくはなんて晴れ晴れとしたことだろうか。
ぼくの欠点、いや気づいていたのかもしれないけど、自分で気づかないふりをしていた
そんな自分に刺すように言ってくれた言葉は、ぼくの迷いを捨てた
その面接を終えたぼくは、何にも考えないで、自分の好きなことをやってみようと思って動いていた。写真、山、キャンプ、旅、アルバイトもそうだ。
ぼくが進むことができたのは、芯がないという言葉を胸に、突き動かされたからだと思い
今日の今日まで、そのことを忘れていた。この記事を書くまで
自分に芯を持つこと、そして情熱を持ってすること。
人生に大切なことは、意外とシンプルなことなんだと思う
ぼくの
人生で大切なことはアルバイトの面接官から学んだ
でした。
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